許可が下りるまでの流れと期間をわかりやすく解説/【農地系専門行政書士・宅建士】

解説
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こんにちは。群馬県で農地系の手続きを専門とした行政書士:亀川のぞみ、宅建士:清水美穂です。

今回は、農地転用の期間と流れについて、私たちなりにわかりやすく解説いたしました。

詳しく見ていきましょう!!

はじめに|農地転用の「流れ」と「期間」が気になるあなたへ

「農地転用の手続きをしたいけれど、どのくらい時間がかかるの?」
「何をすればいいのか流れが分からない・・・」

農地転用は、農地法によって厳しく規制されているため、計画から許可取得までに時間と準備が必要です。

この記事では、農地転用の許可が下りるまでの具体的な流れと、その目安となる期間について、行政書士がわかりやすく解説します。

農地転用とは?簡単におさらい

農地転用とは、農地を焼火・駐車場・資材置き場・太陽光発電など、農業以外の目的で使用するための手続きです。

許可なく農地を転用すると農地法違反となり、3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科されることもあります。

農地転用の手続きの流れ(ステップ別)

ステップ①|事前調査・相談(1週間~)

  • まずは役所や農業委員会、行政書士に相談
  • 農地の場所・現況・市街化(調整)区域かを確認
  • 農振除外開発許可が必要な場合は、さらに時間がかかる

ポイント:市街化調整区域内の場合、許可ハードルが高い

ステップ②|必要書類の作成・収集(2~4週間)

  • 登記事項証明書、公図、案内図、配置図、土地利用計画書など
  • 全てがスムーズに進んだ場合だと、2週間程度
  • 複雑な案件だと数週間~数か月程度かかる

ポイント:設計会社や土地所有者、土地家屋調査士、測量士の協力が必要なケースも

ステップ③|申請書類の作成・提出(1~2週間)

  • 役所や農業委員会に提出
  • 書類に不備があると再提出になることも

ポイント:農業委員会の申請締切日は「毎月○日まで」など地域ごとに違うため要注意

ステップ④|審査・現地調査(約1~2ヶ月)

  • 農業委員会による現地確認や協議が行われる
  • 都道府県の審査が必要な場合はさらに時間がかかる

ポイント:青地農地(農振農用地区域内)の場合は、事前に農振除外申請が必要(半年~1年

ステップ④|許可の通知(約1~2ヶ月後)

  • 審査が通ると「許可書」が交付される
  • 許可後に土地の用途変更工事が可能となる

ポイント:許可が下りるまでに全体で2~3ヶ月が目安(地域や内容により異なる)

農地転用にかかる期間の目安

内容目安期間
市街化区域(届出)約1か月前後
市街化調整区域(許可)約2~3ヶ月
農振除外が必要な場合半年~1年以上

許可が遅れる・下りない主な原因

  • 書類不備・誤記
  • 地目と現況の不一致
  • 農振除外をしていない
  • 転用理由が不明確

申請前の段階で「できるかどうか」を正確に判断するのが最重要!

まとめ|農地転用は早めの準備がカギ!

農地転用には思った以上に時間がかかります。
特に市街化調整区域や農振農用地は、半年~1年以上お準備期間が必要になることも。

申請書の作成や自治体との事前協議など、専門の知識が求められる場面も多い為、行政書士などの専門家に早めに相談することが成功のポイントです。

農地の転用でお困りですか?

農地転用は、法律・地域ルール・土地の状態など、複雑な条件が絡みます。
少しでも迷ったら、行政書士などの専門家に早めに相談するのが安心です。

私たちは、農地系申請に特化した行政書士・宅建士として、群馬県を中心に農地転用の相談・申請代行を多数行っています。初回相談は無料ですので、お気軽にご相談ください。

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